コラム 山岡真司

優秀なリーダーほど組織・チームを崩壊させる

注意ポイント

タイトルを見て、「なにを言っているんだ!」と憤りを感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、これは事実であり、美容サロンにおいては、日常的に起こっているかもしれない現象です。

皆様は『機長症候群』という言葉を聞いたことはありますか?

わかりやすく言うと、
優秀で実績があり、権威を持っているリーダーに対して、メンバーは反論できず、議論をすることも考えることもやめてしまい、組織やチームにとって良くない結果をもたらしてしまうことです。

※実際に起こった航空事故の、【エア・フロリダ90便墜落事故】が由来になっています。気になった方は調べてみてください。

実は美容サロンだけでなく、様々な業界でこの現象は起こっています。

その理由は、多くの会社でのキャリアアップの仕方に問題があるのですが…
とりわけて多くの美容サロンに当てはまりやすいと私が感じる理由は、
経営者や管理職につく人は、個人の売上を作った実績のある人がキャリアアップするケースがほとんどだからです。

それの何がいけないんだ!!!

という声が聞こえてきそうですが、悪いわけではありません。

悪いわけではないですが、
個人売上を上げることできるプレイヤーと、チームをまとめて目的目標を達成するマネージャーでは、
必要な能力・スキルは全く違うからです

プレイヤーは、マネージャーに必要な知識やスキルを学ばないまま、マネージャー(店長・管理職)になってしまう。

そして、店舗や会社で一番売上を上げた実績から、

メンバー・スタッフは
「それ間違っていそうだけど…」「なんか違う気がする」
または
「あの人が言うなら間違っていないのだろう」
という意見を言えない、考えることをしない風土ができあがっているのです。

ではどうすれば良いのか…

実はリーダーだけが改善すればよいという問題ではなく、メンバーも機長症候群にならないように意識する必要があります。

リーダーは…
メンバーが思考停止にならないような環境と関り方が必要です。

メンバーは…
優秀なリーダーでも、知らないことはあるし、時に間違うこともあるということを理解し、勇気をもって議論することです。

この両者がお互いに、機長症候群におちいらないよう意識し、行動することが大切です

機長症候群は、リーダーにとって…

機長症候群は、リーダーにとって
「今は大きな問題もなく上手くいっている」と感じる時ほど、

おちいっている可能性があります。

リーダーの皆様…
あなたのチームのメンバーは、本当に自分の意見を言っていますか?

メンバーの皆様…
考えることをやめて、リーダーに全て任せていませんか?

今一度、チームや組織を見直してみましょう。

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山岡 真司

山岡真司

美容ディーラーや新卒採用コンサルなどを経験し、独立。 個人から400名規模の企業の離職改善に取り組んでおり、社員の定着を行うことで、生産性UP・利益確保を提案。 AI・ビッグデータを活用し、1000人以上の性格分析を実施。 コミュニケーションやマネジメントのノウハウに活用し、社員が働きやすい環境を作るサポートを行う。 離職を減らすための、コミュニケーション、マッチング採用、マネジメント、モチベーションについてを発信。

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