コラム エキスパート 河合 知起

『サロン力』の重要性

「サロン力」の構築、美容室経営者にとって最も重要な仕事だと思います。

では、「サロン力」を高める方法とは?

うちの直営サロンでて、「サロン力」を高めるために何をしてるのかをお伝えします。

それは、スタッフ全員がやるべきコトを決めてるのです!

キャリアや役職に関係なく、全員でやるべきコトを統一してます。

コレをしっかりとすれば、お客さまは満足してくれる、評価してくれるというレベルのモノです。

スタッフの成長を促進できるモノです。

それが

仕組みです!

これがあるかどうか。

「サロン力」はコレにかかってます。

仕組みというと、型にはめるから嫌だとか思われてるかもしれませんが、仕組みとは型にはめるモノではないんですよ!

仕組みとはスタッフの成長を促進できるモノなんです

ちょっと辛口ですが、

スタッフの成長を個人に依存してるようでは経営者として失格だと思います。

スタッフの成長が遅いと嘆いてても、それはスタッフの責任ではなく、経営者の責任なんですよ!

なぜなら、コレをやればこうなるというコトを提示してないから!

「しっかり教えてるんですけど、できるようにならないんですよね~。」

これはそのスタッフの責任ではなく、経営者の責任です。

できないと嘆くのではなく、できるようになるやり方を教えてあげれば良いのですよ!

逆上がりができない子供に、しっかりやれ!といってもできないのです。

できるための方法をしっかりと教えてあげないとできないのです。

スタッフへの教育もコレと同じです。

スタッフの成長を個人任せにしていては、成長速度に差が出ます。

経営者としては1日でも早く戦力になって欲しいはずなんです。

なのに、戦力になれるやり方を考えず、個人のやる気や能力に頼ってる。。。

スタッフの成長が遅いのは誰の責任なのでしょうか?

経営者の仕事って何なんでしょうか?

ボクはスタッフの成長を促進させるコトだと思ってます。

そのための仕組みなのです!

そのためだけじゃないですが・・・

直営サロンでは、やるべきコトができないスタッフはどんなに実績があっても施術に入らせません

なぜなら、お客さまに失礼だからです。

求めるレベルのサービスを受けに来てるお客さまに、それができないスタッフに施術をさせるコトは絶対にしません!

それくらい徹底してるから、お客さまは評価をして頂いてるんだと思います。

他の美容室では、スタッフがそれぞれのやりたいやり方が認められてるかもしれませんが、直営サロンではそれはありません!

成果のでるやり方、コンセプトにあったやり方を徹底します。

その徹底がお客さまに伝わるんだと思います。

お客さまの満足度や信頼度のアップになるんだと思います。

それが成果に繋がるから、スタッフの成長が促進されるんだと思います。

その仕組みが浸透して、サロンの文化になるんですよね!

それが、美容室のブランド化に繋がるんだと思います!

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河合 知起

河合 知起

株式会社REAL LIFE 美容師ではない、美容室経営者 「勝つべくして勝つ」ロジックで 直営店10店舗 加盟店約50店舗を展開。 長期繁栄サロンを創るために『そこにしかない上質サロンの創方』という独自の思考と実践方法を開発。 27年前から『SEL髪質改善ヘアエステ』を開発し、スタッフのキャリアや能力に関係なく成果の出る仕組を開発。

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