住宅ローンの借り換えが増えています。
後半も引き続き宜しくお願いいたします。後半は、どんなお話を頂けるのでしょうか
良い銀行があれば借り換えをした方がお得
『既に、住宅ローンを借りた人であっても、さらに金利条件で、良い銀行があれば借り換えをした方が、トータルで考えると何百万円もお得になる。』
というお話です。
最近の住宅ローンユーザーの気になる動きはありますか?
住宅ローン比較サービス『モゲチェック』をご利用されるユーザー数では前年同月比で2倍ぐらいに増えています。
借り換えが増えている理由
家計支出の中でも住宅ローンは最大の支出ですので、それを見直すことで負担を減らしたい人が増えているのだと思います。
実際、今年4月の申し込みユーザーに借り換えのきっかけを聞いたところ、12%が『物価上昇』を挙げています。
今後、『物価上昇』をきっかけに借り換えを検討するユーザーは、さらに増えると予想しています。
最大の要因は、円安とウクライナ情勢です。
為替の変動が輸入品の販売価格に転嫁されるまでには、3カ月~半年程度のタイムラグがあるので、今後もう1段階上がるおそれがあります。
良い銀行があれば借り換えをした方がお得
ちなみに借り換えでどれぐらいおトクになるものですか?
どんな人なら、メリットが出やすいですか?
2015年~2019年に借りた人の68%に100万円以上の
借り換えメリット額が出ています。
それと、金利が0.8%以上の人も借り換えメリットが出る可能性が高いです。
例えば金利0.8%、残債3000万円の住宅ローンを2050年に返済完了予定の人が、0.4%の金利に借り換えた場合、総返済額をおよそ60万円減らすことができます。
また、固定特約の固定期間が終わった人も、固定期間以降の金利によっては、借り換えによって大きなメリットを享受できると思います。
10年固定を例に挙げますと、当初10年間の固定金利は低く抑えられているため、”お得”という印象が強いですが、11年目以降は高金利の変動金利に変わる商品設計となっていることが多いです。
変動金利の相場が0.4%程度のいま、2%というのは考えられないくらい高い金利です。
このように固定特約の場合は、11年目以降は相場よりもはるかに高い金利に変わってしまうことがあるため、借り換えを検討したほうがいいですね。
- 金利0.8%以上で借りている人
- 2010年代に借りた人
- 固定特約ローンを借りていた人
以上のどれかに当てはまる人は、借換えしたら得をする可能性が高いということですね。
そういうことです。 ただし、借り換えには元本の2.5%程度の諸費用がかかるので、それ以上に借り換えメリット額が出ることが前提になります。 借り換えメリット額が諸費用を上回るのであれば、借り換えをするべきでしょう。
むしろ、行動を起こすのに時間がかかって、借り換えメリット額がどんどん目減りしてしまうことが問題だと考えています。
借り換え時のポイント
例えば、借り換えで毎月2万円・総額300万円お得になる人がいたとします。
その人が借り換えするかどうか、半年間検討した場合、その検討期間中に12万円もの無駄な金利を払い続けてしまうことになり、借り換えメリット額が300万円から288万円に目減りしてしまいます。
このように、
『考える時間を長く取れば取るほど、借り換えメリット額が減る。』
ということを認識する必要があります。
借り換えるなら、早めに検討/行動することが大事
簡単に分かりますので、ぜひ、モゲチェックを試してみてください。
ありがとう御座いました。
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